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蓮池薫氏特別講演会

令和2年10月10日(土)、報恩講法要に引き続き、蓮池薫氏を招いて特別講演会を開催致しました。「拉致問題の抜本解決に向けて」をテーマに、当時の被害体験を振り返るとともに、拉致問題解決への進展がみえない現状と今後の見通しについて考えを示されました。政権交代と米大統領選を節目に、「北朝鮮に対して一歩踏み込んだメッセージを出してほしい。拉致被害者の親の世代がいなくなっても、我々は絶対に諦めないという姿勢を見せるべき」と強調しました。
「現在、私がすべきことは、拉致被害者すべてが救出される日まで、日本の国民に拉致問題への関心を持ち続けてもらうことだと思っている。そのために、拉致被害者の置かれた状況や思いを私自身の体験を通して多くの人に伝えていきたい。」(『拉致と決断』新潮社)とあるように、わかりやすく穏やかな口調で自身の体験を語られるお話に、檀家一同耳を傾けました。
本年は新型コロナウィルス感染予防のため檀家と町内のみに案内し、約60名が参加しました(檀家限定でリモート配信も実施)。拉致問題を風化させずに次の世代へと伝えるべく、来年以降も開催する予定です。
2020年10月10日
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